【現地レポ】湯河原温泉、実は穴場!行ったからこそわかる魅力と周辺観光をご紹介

湯河原温泉

画像:meguri編集部撮影

こんにちは!

今回は、神奈川県湯河原町にある「湯河原温泉」の魅力と観光スポットについて、現地レポートをしてきたので、お伝えします。
一泊二日形式でお伝えします。

現地に行ってみたからこそわかる魅力や筆者が穴場の観光地だと思った理由を感じたままにお伝えします!

湯河原温泉は狸が伝えた!?

まずは、湯河原温泉とはどんな温泉なのかをお伝えします。

湯河原温泉の発見にはいくつかの伝承が残されています。

その中でmeguri編集部が面白いと思ったのは、「恩を返したたぬき」説です。

むかしむかし、或る頃、湯河原の渓谷を囲む箱根連山の向こう側、駿河の国(静岡県)の三島宿の奥山で、年老いた一匹のたぬきが平穏な毎日を過ごしていたが、或る冬の暖かい日、時ならぬ暖冬の日差しに浮かれ、昼間というのについうかうかと近所の山に好きなえさを探しに出かけた。
すると不意に心ない猟師の弓矢が飛んできて、ぐさっと右後ろ足の根本深く突き刺さった。
驚きと痛さを引きずっていったんは木陰に身を隠したものの、長居はできず、夜陰をうかがい住み慣れた我が家を後に、箱根の山に降り積もる雪に残る足跡を気遣いつつ、逃げてきたのが湯河原の渓谷であった。

ようやく落ち着きを取り戻したたぬきに、襲ってきたものは、後ろ足の矢傷の痛みである。
舌でなんべんなめてもさらに痛みは消えない。
その時、この老いたたぬきの目に映ったものは、谷の岩間から立ち昇る温泉の湯煙であった。
喜んだたぬきは、早速にその湯で傷を洗っているうちに、予定した日柄よりはるかに早く全快した。

やがて春となった或る日、この老いたたぬきが、春光をあびながらこの度の不慮の災難のことを思うにつけ、不思議な湯河原温泉の恵にいたく感謝し、「これこそ、神仏のご加護というものだ。このご恩を何とかお返ししなければ」と考えた。

その頃の湯河原の谷は、きこりか、山越えの人しか通る者はなかった。しかも、人影を見る日はまれな事であった。

やがて、春も過ぎ、夏も過ぎ、山萩が薄紅の小花をこぼす涼風の立つ頃となった或る日のこと、三島宿に商用に出かけた湯河原の下村に住む弥作が、商売も早く終わったのでこの分なら今日は山を越えても日暮れまでには家に帰れると思い、日金道深く入ったが、めったに通らない道にとうとう道に迷ってしまった。
尋ねる人にも会えず、民家もなく、ようやくのことで湯河原の渓谷にたどりついた時には、日はとっぷりと暮れ果て、それでなくても暗い木の間の山道はいやが上に暗くなって、疲労がひとしお身にしみた。
弥作は、我知らずそばの岩に身を寄せて、ため息をついた時だった。

どこからともなく一陣の風が通り過ぎ、目の前の紅葉した楓の葉を二、三枚はらはら散らしたかと思うと、なんともいえない香りがあたりにただよい、そこに妙齢の美女が頬にえくぼを浮かべて現れた。
三島の宿にもこんな美しい女郎はいないと、弥作は途端に思った。
しかもその美女が、玉をころがすような美しい声で、「弥作さん、大変お疲れですね。この先に温泉が湧いているところがありますから、ひと浴びするとすっと疲れがぬけますよ。妾がご案内しましょう。」と言うままに、弥作は「狐に鼻をつままれるとはこんな事かいな。」などと思いながら美女の後についてきてみると、なる程、岩陰に透き通った温泉が湯煙立てて溢れていた。
弥作はすぐに汗に汚れた旅衣を脱ぎ捨てて、湯壷に全身を沈め、身体を思う存分に伸ばした。

さて、ふと気がつくと、先刻の女郎はいつのまにかそこには影も形も見なかった。
疲れを取り戻した弥作は走って我が家へ帰り、家人はもちろん、近隣の人々に話を伝えた。
話はたちまち近村にまで広がった。
怨念をこえて神仏の恩を人間に返した、この老狸の奇特であることが、誰いうとなく知れ渡り語り伝えられた。

終戦後、心ある人々が万葉公園に狸福神社を祀り、今尚人々に愛されている。

https://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kankou/onsen/discovery-story.html

どうですか!?

たぬきが登場する話で面白いですよね。
そのため、湯河原町役場のゆるキャラは「ゆがわら戦隊ゆたぽんファイブ」といいます。
観光に関わっている人はゆたぽんファイブの法被を着ていて可愛らしいです。

湯河原温泉へのアクセスって?

さて、湯河原までのアクセスですが、
こちらの湯河原温泉の公式サイトでは「横浜から60分の温泉街」と題されている通り、都内からは電車でのアクセスがおすすめです。

meguri編集部は品川から一本で行くことができました。

湯河原駅は新国立競技場も手がけた隈研吾建築都市設計事務所の設計が施されており、デザインはとても魅力的です。
駅を出ると手湯もあり、温泉地に来たということを実感することができます。

湯河原温泉でのランチはぜひ海鮮丼!

筆者は電車で行ったので、移動はレンタカーを借りました。

駅近くは歩いて観光することはできますが、
移動手段として車があった方がいいと思います。

朝に東京をでるとお昼ごろ湯河原につくので、電車内でどこに行こうか話をしておくといいでしょう。
湯河原といえば、海鮮丼がおすすめです。

meguri編集部がランチに行ったのは鮪屋という超ローカルなお店です。
駐車場は隣に2~3台くらいありました。
店内も3~4組くらいの客が入れるくらいのこじんまりした感じがまた良いです。

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湯河原温泉のおすすめ観光スポット!

ランチを食べ終わったらいよいよ湯河原観光です。
meguri編集部が実際に行った観光スポットをランキング形式でお伝えします。

1位「独歩の湯」〜湯河原温泉のおすすめ観光スポット〜

独歩の湯

独歩の湯は、足つぼを刺激してくれる足湯が9種類あります。
湯は多分同じですが、湯が敷いてある湯銭がそれぞれ異なる形をしており、刺激するポイントがことなります。
肝臓に効いたり、胃腸に効いたりなど効いてくる違うので、自身が気になるポイントを刺激するのがいいでしょう。
60分くらいはここで楽しみことができます。一度の入場料は大人300円でリーズナブルです。
詳細はこちらで詳しく書かれています。
毎月末木曜日(祝日にあたる場合はその前日)が休みのようで気をつけてください。

2位「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」〜湯河原温泉のおすすめ観光スポット〜

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

湯河原の新名所といえば「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」です。
湯河原駅から徒歩3分と立地がいいので、電車に乗る時間をちょっとだけのばして足を運んでみるといいと思います。

ちぼり湯河原スイーツファクトリーはメインはクッキー工場です。
カフェが併設されており、コーヒーやジェラートを楽しめる他、クッキーが食べ放題があります。
また、子供には嬉しいお菓子作り体験 (要予約) やクッキーの工場見学ができたりなど、アミューズメントもあります。
詳しくはこちら公式HPをご覧ください。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

3位「町立湯河原美術館」〜湯河原温泉のおすすめ観光スポット〜

湯河原十景完成記念特別展「永遠の四季彩~あなたが選ぶ湯河原十景」

町立湯河原美術館は現代日本画壇の主軸として活躍する日本画家・平松礼二さんの作品を常設しています。
平松礼二さんが今でも使っているアトリエがあり、そこも見学できるなど面白いです。平松礼二さんはフランス・ジヴェルニー印象派美術館で開催されました「平松礼二・睡蓮の庭 モネへのオマージュ」展など、海外でも活躍されています。
彼の絵を間近で見ることができる良い機会になりました。

美術館にはカフェが併設されており、豆乳ソフトが美味しかったです。
ランチもあり、美味しそうでした。

番外編「不動滝」〜湯河原温泉のおすすめ観光スポット〜

不動滝

meguri編集部では、不動滝にトライしたのですが、駐車場がほとんどなく誰も管理をしていない状態で、とても入ることができずに断念してしまいました。
時間も昼前でちょうどよかったのか、混んでいた時間帯だったからだと思いますので、空いてるころにトライしてみたいと思いました。
写真でみるととても綺麗なので、行けずに悔しいです。

番外編「湯河原温泉海上花火大会」〜湯河原温泉のおすすめ観光スポット〜

湯河原温泉海上花火大会

meguri編集部はこれを目当てに湯河原に行きました。
夏と秋の風物詩ですので、季節が限定されてしまうため、ランキングからは除きました。
「目玉は水上スターマイン ~約6000発もの花火が夜を彩る壮大な花火大会~」とこちらにある通り、規模はそこそこですが、そのため見にくる人もめちゃくちゃ多いわけではなく、間近で花火をみることができます。
水上に反射した花火はとても綺麗でした。

どこかの宿に泊まって見られる方は、河原温泉観光協会が運営している送迎バスを利用するのが特にオススメです。宿まで送迎してくれ、席も用意してくれるなどとても良いです。詳しくは泊まりになった宿に聞いてみてください。予約が必要なので、注意してください。

いよいよ湯河原温泉へゴー!

湯河原温泉 いい湯のはなし

いよいよ湯河原温泉のご紹介です。
湯河原温泉についてはこちらが詳しくなっておりますので、詳しく知りたい方はご覧ください。
湯河原温泉には109本(2008年度)もの源泉があります。
温泉に含まれる主成分と副成分の組み合わせは5種類もあります。
湯河原温泉の泉質は大きく分けて塩化物泉、単純温泉、硫酸塩泉の3種類があります。
詳しくは、こちらの5種類の泉質があります。

含石膏ー(弱)食塩泉(ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉)
単純温泉。アルカリ性単純温泉を含む
含食塩ー石膏泉(カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉)
含土類ー食塩泉(ナトリウム・カルシウムー塩化物泉)
石膏泉(カルシウムー硫酸塩泉)

湯河原温泉の主泉質である食塩泉は、
体の芯まで温め、冷めにくいという効果
があります。
また、副成分の石膏成分は打ち身や傷、手術後の回復が早いと言われており、「傷の湯」と称されています。

冒頭のたぬきの話でもありましたね。
また、温泉に含まれる硫酸イオンが皮膚の真皮の弾力線維を強化してしわを防ぐ効果があり、美肌効果があるとされています。

こごめの湯〜湯河原温泉のおすすめ温泉施設〜

meguri編集部が泊まった宿にも温泉はありましたが、今回ご紹介するのは「こごめの湯」です。こごめの湯は湯河原は日帰りでいくこともできるので、オススメです。
えげつない坂の上にあるので、歩きで行く場合は気合いが必要です。

入湯してみると、優しい泉質で温度も適温で癒されました。露天風呂もあり、自然と調和した温泉はとても魅力的でした。湯河原温泉にいらした際には是非訪れてみてください。

入浴料金大人 1,000円
小・中学生 500円
幼児 無料
※ 2019年10月1日から改定されます
休館毎週月曜 (月曜日は祭日の場合は翌日が振替休館になります)
営業時間午前9時 ~ 午後9時
泉質ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉
効能リュウマチ性疾患、運動障害、創傷、慢性湿疹、更年期障害、痛風、高血圧症他

湯河原温泉の歴史を紐解く!

公式HPでは「一三〇〇年の歴史が息づく湯河原温泉」と題されて、湯河原温泉の歴史が紹介されています。

「万葉集」に詠われた関東一の古湯
今から約一三〇〇年前。平城京を都とした奈良時代半ばに編さんされた「万葉集」は、古代に生きた人々の思いを和歌をつうじていまに伝えてくれます。「万葉集」には「日本三古湯」と称される愛媛県道後温泉、兵庫県有馬温泉、和歌山県南紀白浜温泉と九州太宰府に近い福岡県二日市温泉など選りぬきの古湯だけが登場しますが、東日本の温泉で唯一詠まれたのが湯河原温泉です。


「足柄の土肥(どひ)の河内(かふち)に出づる湯の 世にもたのらに 子(こ)ろが言はなくに」


この歌は相模国など東国の歌を集めた巻十四に収められています。
土肥は湯河原一帯の古名。当地の豪族・土肥氏は鎌倉幕府を開いた源頼朝の挙兵を助けました。藤木川・千歳川が刻む湯河原の渓谷に湧き出てゆらぐ湯の様を恋人の揺れ動く気持ちにたとえた恋歌によって湯河原温泉が世にデビューしたなんて、すてきではありませんか。


奇しくも奈良時代半ばは、箱根では湯本温泉の開湯縁起で温泉が開かれたとされる時代に当たります。


ただ、縁起は後世につくられたものなので、ここは確かな古典の「万葉集」にすでに温泉が湧いている姿が詠われている湯河原温泉が、文献上も関東(以北)で最も歴史の古い温泉と言えます。

一三〇〇年の歴史が息づく湯河原温泉

さいごに

今回は湯河原温泉について、現地に行ったからこそわかる魅力をお伝えしました。いかがでしたか。最後に、meguri編集部が湯河原温泉が穴場だと思った理由をお伝えします。

なぜ湯河原温泉が穴場の温泉地かというと、熱海温泉と箱根温泉という超有名な温泉地に挟まれた温泉地なので、観光客はほとんどがそちらに流れてしまうため、そこまで人が多くないため、ゆったりとした時間を過ごすには最適だと感じました。実際に訪れてみて、最高の温泉地だと確信したので、是非とも足を運んでみてください。

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