画像引用:https://www.yukoyuko.net/onsen/0057
蔵王温泉ってどんな温泉地なの?
蔵王温泉(ざおうおんせん)は、
開湯1,900年と伝えられ山形県内で最も古い歴史を持つ名湯になります。
蔵王温泉は、「奥州三高湯」の1つにも数えられているほどの名湯で、
福島県の高湯温泉、山形県の白布温泉と共に「奥州三高湯」と言われています。
5つの温泉群と47の源泉があり温泉地としての側面はもちろんのこと、
その大自然が季節ごとに見せる顔の豊かさから、一年を通して多くの観光客が訪れる県内最大の温泉リゾートです。
蔵王温泉の歴史は前述の通り非常に古いものがあり、
毒矢に当たり、全身がただれ苦しんでいた吉備多賀由(きびのたかゆ)が湯浴みをしたところ数日で回復したことから、「多賀由温泉」と呼ばれていましたが、転じていつしか「高湯温泉」と名前を変え、千年以上にわたり親しまれてきました。
昭和25(1950)年に、日本観光地百選・山岳の部で蔵王が第1位となったのきっかけとして「蔵王温泉」に改められ、現在に至ります。
蔵王温泉にきたらぜひ購入したいのが、これ「湯めぐりこけし」(1300円)!
見た目の可愛さはさることながら、これを購入すると、蔵王温泉の様々なお湯を巡ることができます。
(蔵王温泉の日帰り入浴は、通常1カ所につき500円~1,000円の入浴料がかかります)
こけしには「湯めぐりシール」が3枚ついており、加盟旅館でお1人様1枚必要(一部2枚)となります。つまりかなりお得です!
蔵王温泉へのアクセスは以下の通りです。
(1)山形駅からバスで40分(蔵王温泉行き「蔵王温泉」下車) (2)山形道 山形蔵王ICから車で35分 |
蔵王温泉の泉質ってどんなものなの?
蔵王温泉は、強酸性の硫黄泉でpH1.25~1.6。
源泉温度は45度~66度と高めです。
強酸性泉は血行促進効果に加え、表皮の殺菌作用や皮膚を強くする作用が古くから皮膚病に高い効能があるとされ、
また蔵王温泉のお湯は肌を白くする効能から「姫の湯」の異名も持ちます。
泉質 | 源泉温度/45℃~66℃、湯量/毎分約5,700L、一日約8,700t、pH(ペーハー)/pH1.25~1.6 |
効能 | きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経症、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進 |
禁忌症 | 皮膚や粘膜の過敏な人・特に光線過敏症の人、高齢者の皮膚乾燥症、急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と後期) |
蔵王温泉では温泉本来の成分を感じてもらおうと、
多くの施設で源泉100%掛け流しの湯を楽しめるのが大きな特徴の1つです。
蔵王温泉の温泉街には3つの共同浴場、3つの足湯、5つの日帰り温泉施設があり、宿泊のお客様だけでなく、宿泊しない人でも気軽に蔵王温泉を楽しむことができます。
蔵王温泉のおすすめ宿や日帰り温泉についてはまた別の記事でご紹介します。
最後に実際に蔵王温泉に行った方の感想をご紹介!
住所 | 蔵王温泉観光協会 〒990-2301 山形市蔵王温泉708-1 |
電話番号 | TEL:023-694-9328 FAX:023-694-9327 |
HP | http://www.zao-spa.or.jp/ |