画像:meguri編集部撮影(浴槽内の写真については施設様より特別に許諾を得て、利用しています)
この記事の目次
法師温泉は、群馬県の山奥の中。四万温泉や伊香保温泉からもそんなに遠くはない!
今回meguri編集部は日帰りで、法師温泉長寿館を訪問しましたが、
実は以前に宿泊での利用もしていますので、今回は法師温泉長寿館への「日帰り利用」「宿泊利用」2つの観点で記事を書きたいと思います。
今回は、群馬県温泉巡りツアーと称して、
2日間で「伊香保温泉」「四万温泉」「法師温泉」を巡る温泉旅を敢行したのですが、名湯の多い群馬県でも実はその温泉間の距離は実は意外と遠くない!
※車があれば
今回は、伊香保温泉→(車で1時間弱)→四万温泉→(車で1時間)→法師温泉なので、日帰りでも十分回れるといえば回れる距離にあるといえます。
法師温泉へのアクセス情報としては以下の通りです。
車の場合 | 関越自動車道~月夜野IC~国道17号から県道法師線に入り法師温泉まで25km |
電車の場合 | 上毛高原駅または後閑駅からバスで30分 |
法師温泉は、上信越高原国立公園内にある秘湯の一軒宿で、
今回は2月に訪問しましたが、雪の積もった山中を走っていくといきなり建物が現れる・・・そんな体験すら極上体験に感じてしまいます・・・
2月ともなるとかなり雪が降って、写真のような状態になりますので、
車で利用する際には最低でもスタッドレスは必須です。
法師温泉の駐車場はかなり広々としていますので止められないということはまずないでしょう。
法師温泉長寿館は、創業140年・国登録有形文化財の宿、すごすぎる・・・
meguri編集部も初来訪した際には、「なんなんだ・・・この迫力は・・・」と、法師温泉長寿館の迫力に圧倒されてしまいました。
「法師温泉」という名前の書いてあるガラス戸を開けると、
そこにはまた別世界が広がっています。
この日は雪が強くて、「日本秘湯を守る会」の提灯がありませんでしたが、法師温泉長寿館は「日本秘湯を守る会」の会員宿でもあります。
もはや受付すらすごい迫力です・・・笑
もうずっとmeguri編集部は「うわー」とか「すごい」とかそういうことばっか言っていた気がするくらいにすごい内観・外観です。
それもそのはず、法師温泉長寿館本館は国登録有形文化財にも指定されているほどの貴重な建物・・・納得です。
入り口入ってすぐには、こんな迫力のある火鉢が。
直径2mほどはあろうかという大きさの巨大な切り株で、なんと樹齢1300年の栃の木から切り出されているそう。非常に美しかったです。
今回の訪問は日帰り利用でしたが、日帰り料金はこんな形です。
日帰り終了時間が早いので、日帰りで利用しよう!そう思っている方はご注意ください。
ちなみに、今回お食事とセットのプランを利用しようと思いましたが、13時半までに全て終了しないといけないということで泣く泣く断念しました・・・
日帰り営業時間 | 10時30分〜13時30分 |
定休日 | 年末年始は立寄り入浴・昼食休憩はお受けしておりません。 基本的には水曜日定休となります。 |
日帰り入浴料金 | 大人(中学生以上) 小人(3才〜小学生まで) タオル(販売)300円 ※タオルには「法師温泉」の文字が書いてあるのでお土産利用も良いと思います |
法師温泉長寿館といえば、名物混浴風呂「法師乃湯」!国の有形文化財にも登録
法師温泉長寿館といえば、この名物の混浴風呂「法師乃湯」です。
この写真を見てから一目惚れしてずっと入浴したいと思っていましたが、ついに念願叶って、今回の日帰り入浴で利用できました。
ちなみに、「法師乃湯」は映画テルマエロマエの舞台にもなっています。すごい。
「法師乃湯」は浴室も国の有形文化財に登録されるほどの美しい造りの温泉施設となっていて、天井は貼られず、丸太を削った野太い梁や屋根裏がむき出し。
建築物としてまずとても美しい造りになっています。
ちなみに、日帰り入浴でも混浴風呂「法師乃湯」は利用できますので、
ご安心ください。
こんな形の簡易な脱衣所で着替えてお風呂へレッツゴー。
お風呂には、ドライヤーもなければ、石鹸もなければ、シャワーやボディーソープといった類は一切なく、また利用もできないのでかけ湯をして入浴する形となります。
混浴風呂「法師乃湯」は、混浴なのでもちろん女性は利用できるのですが、この日は男性が15名ほど入浴していて、女性は0人。
正直女性が入ってきたら注目の的になってしまって、おそらく入浴はかなり難ししいのでは・・・と思うような混浴になっていますので、女性で入浴される方はそれなりに勇気が必要かもしれません。
タオルを巻いた状態での入浴は不可というのも女性には厳しいかも・・・。
そんな女性のために、施設側も配慮していて、
午後8時から午後10時までは女性のみのご入浴となります。
(ただし宿泊者しか利用できませんので、男性の目を気にせず入浴したい!そんな女性は宿泊にてご利用ください)
meguri編集部も実際に、入浴しましたが、
ぬる湯が最高すぎる・・・!(38~41度程)
ぬるすぎて出れなくなってしまい、他の湯船を回っていたところ、どうやら温度が浴槽によって微妙に異なるようで、少し熱めのお湯に浸かり、気持ちよく入浴を楽しみました。
長湯が苦手でしたが、なんと30分ほど入浴してしまうほど気持ちの良い温度の湯で、足元から温泉が湧いていて常に新鮮な湯を楽しむことができます。まさに自然の恵み。
建物に注意がいってしまいがちな法師温泉長寿館ですが、
温泉も本物です。
泉質 | カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉 |
効能 | 神経痛・筋肉痛等(源泉での分析結果による) |
混浴風呂「法師乃湯」ばかり注目されていますが、
法師温泉長寿館にはそれ以外にも2つの湯船にがあり、「玉城乃湯」「長寿乃湯」が存在します。
法師温泉長寿館は、宿泊もまた素晴らしい体験が!
meguri編集部は実際に、法師温泉長寿館は宿泊もしましたが、これがまた素晴らしかったので日帰りに合わせてご紹介させてください。
まず、日帰り利用との大きな違いは入れる温泉の種類です。
長寿館で入れる温泉は3種類あり、それぞれ泉質が異なります。
混浴で有名な法師乃湯、玉城乃湯、長寿乃湯があり、入れる時間が決まっています (ホームページをご覧ください) 。
日帰り温泉は利用時間が限られているため、男性は法師乃湯しか浸かることができませんが、宿泊すると時間帯ずらせば全ての湯を楽しむことができます。
それでは実際の部屋をご覧ください。
部屋全体は和で整えられ、都会の喧騒に疲れてしまった方は特におすすめで、とても心が和みます。
宿泊する部屋によるかもしれませんが、こたつがある部屋があり、ぬくぬくとテレビをみて過ごすこともできます。
まどからの景色もまたよく、長寿館を俯瞰してみることができます。
宿泊では、食事も最高の法師温泉長寿館
宿泊利用された際には是非とも食事も楽しんでください。
法師温泉での夕食・朝食は部屋での食事となっているため、スタッフの方が運んできてくれます。
カップルや夫婦には二人だけの時間で食事を楽しむことができるので、とてもおすすめです。
夕飯には群馬県産にこだわった贅沢な料理を楽しむことができます。料理においても、群馬の魅力を味わうことができて、最高の体験になります。
お好きな方は日本酒も豊富に取り揃えられているので、どうぞお楽しみください。
朝食は素朴ながら、品目も多く素晴らしい朝を迎えることができます。meguri
法師温泉長寿館 宿泊者だけ?!囲炉裏を愉しむ
時間帯?か日によるのかも知れないですが、長寿館に入って左に囲炉裏があり、自分でお茶を淹れて愉しむことができます。
日帰り利用した時は襖がしまっており、宿泊した時には襖が開いて囲炉裏があったので、宿泊する方の時間帯しかやっていないのかな?と思いました。
そこまで囲炉裏をゆっくり近くでみたことがなく、木炭がパキッと割れるような音を聞いていたり、火をじっと眺めているだけで心が和みました。宿泊された方は是非愉んでみてくださいね。
最後に法師温泉長寿館の施設情報をまとめて終わります。
何度でも来たくなる、そんな温泉宿でした。
住所 | 〒379-1401 群馬県利根郡みなかみ町永井650 |
電話番号 | 0278-66-0005 |
公式HP | http://www.hoshi-onsen.com/ |