画像:meguri編集部撮影
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雲海閣(栃木・那須湯本温泉)は、那須温泉唯一の素泊まり専門宿
今回は那須温泉に訪問する機会があったので、せっかくなら日帰り入浴をたくさんしたい!ということで、「那須温泉 日帰り おすすめ」で検索したところ、こちらの雲海閣がヒット。かなり口コミでも評価の高かった温泉宿でした。
ちょっと調べただけでも雲海閣さんの温泉の良さがわかったので、今回はこちらにお邪魔することにしました。
雲海閣さんはいわゆる那須温泉街から一歩中に入った場所に位置する温泉旅館で、佇まいからして綺麗な温泉旅館とは言えませんが、その歴史を感じる造りからああー温泉旅館にきたなあという気持ちにさせてくれる温泉施設だと思います。
公式HPもないので一般にはなかなか見つけにくい温泉旅館かもしれません。
雲海閣へのアクセス情報としては以下の通りです。
画像のように無料駐車場も施設の目の前にいくつかあるので、車での訪問も問題ありません。
車の場合 | 数台無料駐車場あり |
電車の場合 | 黒磯駅よりバスで35分、「湯本一丁目」より徒歩3分 |
雲海閣(栃木・那須湯本温泉)は浴室までもまた粋な作り
前述の通り、雲海閣さん自体の建物は決して新しいとは言えないですが、まず入り口はこんな感じ。年季が入っていますが、掃除はされている感じでした。
入り口に自動販売機があるので、お風呂上がりはこちらで1杯。ビールもありました。
日帰り入浴も受付ていて、日帰り入浴料金もリーズナブルなので温泉まわりをしている方にとっては嬉しい値段設定です。
日帰り営業時間 | 9:00~20:00 |
日帰り入浴料金 | 大人400円 子供200円 |
まず受付で入浴料金を支払うと、「ここにきたことはありますか?」と聞かれ、「ないです」と答えるとお風呂場までの行き方を説明してもらいました。
「地下道を通るので、汚れないようにスリッパを履いてください。」と言われ、ズンズン進むとこんな作りに。すごいです、迫力が。
こんな感じの道をズンズンいくと、階段が。
結構階段は急なので足腰の悪い方には難しいかもしれません。もちろんエレベーターの類などはありません。
そして男女別の浴室へ。
雲海閣(栃木・那須湯本温泉)は那須温泉を代表する硫黄泉・鹿の湯源泉を楽しめます
浴室に入ると、更衣室があります。
貴重品ロッカーなどはありませんので、貴重品は持ってこないようにしましょう。
それでは早速雲海閣の浴室へ。
浴室に向かう道の中でもすでに硫黄臭がすごいですが、浴室はもうたまらないくらいの硫黄臭。最高です。
木造りの美しい湯船に温泉が注がれています。
浴槽は2つありますが、温度はそれぞれ異なり、奥の浴槽はかなり熱めで、おそらく45度近い温度だと思います。
雲海閣は、那須温泉の代表的な硫黄泉である「鹿の湯」と「奥の沢」という2つの源泉を引いていて、同時に2つの泉質を楽しめるという意味でも大変お得。
特に鹿の湯の硫黄泉は本当に最高で、入浴すると肌に滑らかにまとわりついて、入浴後もお肌がすべすべに。入浴後も身体からは硫黄臭が漂う程で温泉パワーはとんでもないです。笑
鹿の湯の泉質・効能としては以下の通りです。
泉質 | 含硫黄ーカルシウムー硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉) |
効能 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・慢性消化器疾患・痔病など |
鹿の湯源泉を楽しめるお宿はいくつか那須温泉にはありますが、
ここ雲海閣は温泉街の中心街からは少し離れた場所にありますので、比較的混み合うこともなく、鹿の湯の源泉を心ゆくまで楽しむことのできる場所としておすすめできると思います。
また訪問した際には是非訪れたい温泉施設だと思いました。
最後に、雲海閣の施設情報をまとめて終わります。
住所 | 〒325-0301 栃木県那須郡那須町大字湯本33 |
電話番号 | 0287-76-2016 |
公式HP | なし |