画像:meguri編集部撮影
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那須温泉 鹿の湯は、那須湯本温泉で有名な温泉施設!日本で32番目に古い古湯!
那須湯本温泉 鹿の湯は、7世紀前半、約1300年前の舒明(じょめい)天皇の御世に開湯されたといわれるほどの歴史のある温泉で、meguri編集部も前々から行きたいと思って、やっと今回念願叶って訪問できました!
那須湯本温泉 鹿の湯は都心からは高速道路を利用して車で2時間ちょっとほどの距離なので、日帰り利用も十分可能です。
那須湯本温泉の周辺には温泉施設も多く、日帰り入浴を受け付けている施設も多いので、日帰り利用もしやすいと思います。
那須湯本温泉 鹿の湯へのアクセス情報としては以下の通りです。
近隣には無料駐車場がありますので、車での訪問も問題ありません。
車の場合 | 車で20分(東北自動車道 那須ICから那須街道経由で約20分) |
電車の場合 | バスで(東北新幹線 那須塩原駅から東野交通バスで約50分。「那須湯本」下車、徒歩約2分。) バスで(JR黒磯駅から東野交通バスで約35分。「那須湯本」下車、徒歩約2分。) |
那須温泉 鹿の湯は1300年に開湯!松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の前半に立ち寄った温泉
那須湯本温泉 鹿の湯は、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の前半に立ち寄った温泉で、鹿によって発見されたという歴史から「鹿の湯」という名前がつきました。
1300年前に開湯という歴史もすごいですよね・・・!
建物自体はこんな形で木の温もりを感じることのできる建物です。
那須温泉は古くからの湯治場として人気を集めている温泉で、
実際に今回は平日に利用しましたが非常に多くのお客さんがいて、多くの方は日常的に利用しているようなお客さんでした。
コロナ影響で空いているかな・・・と思っていましたが、とても混雑していました。
日帰り入浴はもちろん可能で、日帰り入浴情報は以下の通りです。
日帰り入浴料金 | 大人500円 小人(小学生)300円 幼児無料 湯治体験半日券:土日祭日1,500円 / 平日1,200円 |
日帰り営業時間 | 8:00〜18:00 |
定休日 | 年中無休 |
鹿の湯の建物に入ると木の建物が美しく、
貴重品などは盗難が頻発しているそうで、このように預けてから浴室へ移動します。
小さいロッカーは100円、大きいロッカーは200円で返却式ではありません。
いざ!那須温泉 鹿の湯の浴室へ!
浴室内は撮影できませんので、適宜画像を引用しますが、
浴室に入ると少し廊下を行った先にいきなり更衣室になります。
先ほどお伝えした通り、鍵のあるロッカーなどはありませんので、貴重品は事前に預けてから浴室へ移動しましょう。
そしてここからが那須温泉 鹿の湯の少し変わったルールがあるので、
事前に見てから訪問すると困らないと思います。
風呂場に移動するとまずこんな感じの打たせ湯があります。
まずはこの場所で「かぶり湯」を行います。
近くにひしゃくがあるので、こちらで大人はおよそ200回、子供およそ100回、ひざを湯のふちに近づけ、頭を下げ、お湯をはね出さぬよう静かにかぶります。
このルールを知らないとまずとても困惑します。笑
さらにその後もルールが。笑
鹿の湯の特徴の1つとして、湯温の異なる浴槽が用意されています。
温度はそれぞれ41、42、43、44、46、48度(女湯には48度がない)の6種類の浴槽から好きなものを選んで入浴できます。
meguri編集部もトライしましたが、48度は暑すぎて入浴できませんでした。笑
入浴は「短熱浴」という入浴方法が推奨されていて、
・腰まで1分
・胸まで1分
・首まで1分
こちらを繰り返し、1日の入浴回数は最高で4回(約15分程度)とされています。
この理由は鹿の湯の温泉効果の高さによるものだそう。
何度も入浴を繰り返すと逆効果だそうです。勉強になりますね。
温泉の効能と泉質としては以下の通りです。
実際に入浴しましたが、鹿の湯の温泉は肌に滑らかに吸い付き、入浴後はとてもお肌がすべすべになる泉質でした。
鹿の湯の駐車場に降り立った瞬間にすでに硫黄の匂いはすごく強烈でしたが、浴室に入ってもそれは変わらず。
入浴後も肌からは硫黄臭がしました。
泉質 | ・単純酸性 硫黄温泉(硫化水素型) ・酸性低張性高温泉 |
効能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進 |
那須温泉 鹿の湯は温泉を気軽に楽しみたい方にはあまりオススメできないかも?
以上述べたように、鹿の湯には入浴に際して少なからずルールがあります。
鹿の湯の温泉、鹿の湯源泉はとても素晴らしい泉質の温泉で、是非ともオススメしたいのですが、気軽に温泉を楽しむという観点からだと少しずれてしまうかもしれません。
気軽な気持ちで鹿の湯に訪問すると、少しうわっとなってしまう可能性もあります。
meguri編集部は事前に入浴方法などを調べた上で訪問しましたが、おそらく初めて訪問した方は半ば注意?のような形でご年配の常連さんから入浴法を教えてもらっていました。
温泉に求めるものは人それぞれではあるかと思いますので、もし気軽に鹿の湯の源泉を楽しみたいという方には近くの中藤屋旅館さんをオススメしたいです。
中藤屋旅館は鹿の湯と同じ源泉を利用している温泉施設でとても空いていたので、自分でペースで温泉に入浴したい!そんな方にはオススメできます。
最後に鹿の湯さんの温泉施設情報をまとめます。
住所 | 〒325-0301 栃木県那須郡那須町大字湯本181 |
電話番号 | 0287-76-3098 |
公式HP | http://www.shikanoyu.jp/ |