【現地レポ】鹿沢温泉紅葉館(群馬)は日帰りで利用可!1869年創業、歴史を感じる源泉かけ流しの湯が自慢の秘湯

鹿沢温泉紅葉館

画像:meguri編集部撮影

温泉好き間で有名な群馬県は、鹿沢温泉紅葉館へ

今回はgotoキャンペーンを利用して、温泉好きの間で有名で、前から行きたいと思っていた鹿沢温泉紅葉館へ訪問しました。

調べた時点でなんとなく、山の中にある温泉旅館なのかなあーと軽い気持ちでいましたが、凄く山の中でした。笑
紅葉館へ到着したのは夜でしたが、できれば日の明るいうちの訪問をおすすめします。(外灯は本当にないので真っ暗な山中を運転することになります)

紅葉館は前述の通り、山の中にある秘湯といった様相の温泉旅館で、山中にいきなり温泉旅館が現れます。
だいたい車で30分ほどはクネクネ道を行きます。笑
標高も2000m近い場所で、携帯の電波も立っていないので電話はできません。

紅葉館へのアクセスとしては以下の通りです。
都心からは車で高速道路を利用して、大体2時間半〜3時間ほどの距離です。
駐車場もあります。

車の場合
電車の場合JR吾妻線・万座鹿沢口駅より車で約20分

鹿沢温泉紅葉館は、明治2年(1869年)の創業。木の造りの美しい温泉旅館

鹿沢温泉紅葉館は、まず建物が美しい。
明治2年(1869年)の創業の木の造りの建物は、建物こそ歴史を感じる造りですが、とても清掃されていて、整っています。

「日本秘湯を守る会」の会員宿でもあり、
昔からの温泉を大切にされている温泉旅館なんだなーと思いました。

今回は1泊朝食つきのプランで、割引がついて、1人4000円ほどという奇跡的な値段。
お部屋も大変広かったです。ちなみに1人から宿泊できるので、一人旅にも嬉しいですね。

お部屋は和室の造りで、一段上がったところに布団が敷いてあります。
お部屋内にトイレもついていて、ウォッシュレットもついています。

そして驚きは、お部屋の蛇口から出るお水がなんと湧き水だそう!
そしてものすごく美味しい!

紅葉館の建物内では、ちなみにビールなどの販売は行っていますが、炭酸など清涼飲料水の販売は行っていませんので、コンビニなどで事前に購入してからの訪問をおすすめします。
もちろん周囲にはコンビニなどの類は存在しません。

紅葉館の朝食はこちら。
あとは岩魚の一夜干しとご飯がついています。
朝食がっつり食べたい方には少ないかもしれませんが、朝食をあまり食べない私は満足でした。

鹿沢温泉紅葉館は、源泉かけ流しの秘湯温泉。温泉だけに向き合う体験は至極のひととき・・・

鹿沢温泉紅葉館は各部屋にお風呂はついていますが、やはり温泉に入りたいですよね。
温泉は旅館棟の外にあり、24時間入浴できます。(が、山中で当然警備員などは誰かいるわけではないので、夜一人での入浴はちょっぴり怖いかも。)

旅館棟から、この扉から出ます。
周囲が森なだけあって、蛾の数はとてつもないです。笑
虫嫌いの方はうわっとなってしまうかもしれません。

浴室に向けた階段を降ります。

温泉の泉質・効能情報としては以下の通りです。

泉質マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉
効能神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・うちみ・関節のこわばり・くじき・冷え性・火傷・慢性消化器病・痔症・切り傷・病後回復期・胃腸病・婦人病・肝臓病・美肌

ちなみに日帰り入浴も受け付けていますので、日帰り利用もおすすめです。
お蕎麦と入浴のセットプランがお得なようです。

日帰り営業時間10時~16時迄
日帰り入浴料金お一人様500円(小学生未満お一人様300円)
※日帰り入浴のお客様は蕎麦処よりお入りください。
※お得な日帰り入浴お蕎麦セットお一人様1,200円もございます。(火曜は蕎麦処定休)

更衣室内にはもちろんロッカーの類はありませんので、貴重品は浴室内には持参しないようにしましょう。

さて、ついに鹿沢温泉紅葉館の温泉とご対面・・・!
どうでしょう、この美しい浴槽を・・・!
壁面には何かの絵が書いてあります。

浴槽はシンプルに1つだけ。
男女は別で混浴ではありません。

どうでしょうこの温泉の美しさは。
鉄の匂いの香る温泉は、源泉かけ流しで提供されていて、この日はおそらく他の方が入浴していなかったがゆえに、温度はかなり熱く、45度は少なくともあったと思います。

昔ながらの湯治場の雰囲気を感じさせる浴室内で、ただただ温泉しかない空間の中で、源泉かけ流しの温泉と向き合い、心を無にできる空間でした。
浴槽は10名弱が入浴できるほどの広さで、温泉が絶えず注がれていて、温泉が溢れています。

入浴後は、その温度の高さゆえなのか、身体が凄くホクホクして温泉の新鮮さ、パワーを感じることができます。

都会から離れ、電波もたたない環境で、極上の温泉を楽しめる旅館。
そんな感想を持ちました。家族経営で規模拡大を目指すというよりも、大切な温泉資源をしっかり守っていこうとする、そんな心を感じました。

住所〒377-1614 群馬県吾妻郡嬬恋村大字田代681
電話番号0279-98-0421
公式HPhttp://kazawa.jpn.org/

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